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プロフィール

藤井あかし

Author:藤井あかし
藤井あかしの個人BLOGです。
BLやいわゆる腐女子系の話題が多いのでご注意ください。

戦国無双の真田兄弟にやられているので、多分その話が多いです。
幸村×信之と
宗茂×信之の
小説を書いたり書かなかったり。

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4-Ⅱの宗兄の方向性。

   
ちょっとフランクに話す、宗兄について考えてみた。

短文小説。

========================


「はじめまして、真田信之です」
そう言って頭を垂れた男は、珍しい髪色と白い肌をしていた。
俺の妻である誾千代と、その男が先頃娶った妻、稲姫が元々知り合いであった縁で、俺達は顔を会わせることになった。
少し緊張した面持ちで俺たちの向かいに座る二人は、絵に描いたような似合いの二人だった。親同士が決めた、様々な思惑を含めての婚姻は世の常だが、目の前の二人は見交わす目線も熱っぽく、相思相愛なのが容易に見て取れる。(最もその件に関しては、うちも負けていないとは思うが)
見るからに柔和そうな男の顔は、妻を見てより一層甘い顔つきになり、妻の方はと言えばその目線に当てられただけで頬を染める、と言う初々しさ。戦場で出会った時の彼女の勇ましさ、凛々しさを考えれば、その様子は何とも物珍しく、また愛らしい物だった。
その日から両家の間で時折、買い物に一緒に行ったり、互いの家で細やかな宴を催したりと言う誠、友好的かつ平和なお付き合いが始まった。

男は物静かだった。
押し付けがましい所が無く、無口と言う訳でもないが、余分な事は決して話さない。妻達が楽しげに話しているのを見ながら、自分も幸せそうに笑い、そうして、時折俺と目を合わせる。
「碁でも打つか?」と俺が聞けば、彼もああ、と頷き、二人で碁盤と円座を出してきては縁側で向かい合う。その盤上での碁石の扱いはなかなかに巧みで、勝負はいつも互角だった。
直に手合わせをした事は無いが、彼の妻が語るに、戦場ではかなりの太刀使いだと言う。地元では「信濃の獅子」とまで呼ぶ声もあるそうだ。
文武両道で妻思いの男。真田家の嫡男。俺にとって彼はそういう認識でしかなかった。
そう、あの時までは。
その日、俺と信之は何らかの話題で大いに盛り上がっていた。妻たちが寝入った後も延々、夜更けまで酒を酌み交わし、終いには侍女たちも下がらせ、互いに互いの盃に酒を注ぎたしながら気分よく話をしていた。酒のせいで饒舌になっていたのもあるだろう。
子供の頃の思い出やら、戦場での話、いろいろと語る内、話はふと色事に及んだ。
「信之は、側室を持つ気があるのか?」俺が聞けば、信之は笑い
「…まだ、そこまでは考えた事がなかったな。父ほどには頑張らぬつもりだが」
彼の父が大層な色好みだと言うのは、有名な話で、この生真面目な男にそれは無理だろうと俺も相槌を打った。
「小姓は?」単純な小姓ではなく、勿論「色」の付く小姓の事だ。
俺が何気なく言ったそれを聞いて、彼は不意に押し黙った。軽く目を伏せ、開け放した板戸の向こう、暗闇に落ちた庭を見つめる風な目をした。
或いは何も映してはいないのか。
「…いいえ」やけに長く感じた数瞬の後、彼はこちらを見ぬままに言った。
「衆道は好まない、か?」
「…必要ならば、仕方ないかと思うが」進んでしようとは思わないよ、と彼は言った。
「なら、その必要があれば、俺とでも寝るのか?」茶化したつもりだった。
彼が困り顔で否、と応えるのを俺は予想し、それに対する答えも俺の中に用意があった。
けれどその時、彼は顔を俺の方に向け直し、にこり、と微笑んだ。
つい先程まで真っ暗な庭へと向けていた横顔には、何の表情も無かったのに、俺に向けられたその顔には、何とも艶やかな笑みが浮かんでいた。
酒精の入っているせいで、その頬は僅かに赤く染まり、ほのかに潤んだ瞳が熱っぽく俺を捕えた――ように思え、俺は目を見張った。
日頃、穏やかな春風のように微笑む男のそれからは、思いもつかぬ類の微笑だった。
「止めておこう」静かな声で彼は言った。
「私達の間でそうなって、得るものは何もない。…今のまま、が良いと思う」
そう言ってくい、と盃を煽った信之の顔には、先刻の色はどこにもない。
そうか、残念だなと言いながら、俺も盃を煽った。
真田信之、と言う男を「妻の友人の夫」ではなく、一人の男、しかも魅力的な――と言う風に捉え出した最初の出来事だった。


=========================


うーん、こんな感じかな??
公式からちゃんとした(?)供給があると、嬉しいけど少ない餌で自給自足
してた民には、刺激が強いやら、妄想で補っていた部分の修正も発生して
しまって、嬉しい悲鳴ですな!!

とりあえず、関ヶ原で三成への手土産だ―つって兄上を捕縛したら、柳川まで
連れ帰るが良いよ!!
敗軍の将を飼っちゃえよ、YOU!!
(いや、あのMAP、西軍負けてるけどね…)


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