S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
<< 2017 >>
プロフィール

藤井あかし

Author:藤井あかし
藤井あかしの個人BLOGです。
BLやいわゆる腐女子系の話題が多いのでご注意ください。

戦国無双の真田兄弟にやられているので、多分その話が多いです。
幸村×信之と
宗茂×信之の
小説を書いたり書かなかったり。

最新記事
リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
月別アーカイブ


スポンサーサイト

   
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| - | - | page top |

ウリをする兄上の小話をちょっと(宗兄です)

   
「私を買ってくれませんか」
男はそう言い、俺の顔を見た。
俺も男を見た。背丈は俺と同じ位だろうか、色白で顔立ちは綺麗な方だろう。
銀色の柔らかそうな髪、見るからに穏やかそうな印象の少し垂れた目元、話し掛けてきたその声も甘く優しい声で、だから俺は驚いた。
台詞と見た目があまりにかけ離れていて。
「買う、とは」
「幾らでも良いです、何をしても構いません。私を一晩、買ってくれませんか」
返ってきた台詞は先ほどのそれより更に衝撃的で、俺は目を瞬かせた。
「俺が男だと言う事は…解っていると思うが」そう言うと
「ええ、だからお願いしています。それとも、男は駄目な方でしたか」
そうでしたら、申し訳ありませんでした。と、その男が踵を返そうとしたので俺は慌てて呼び止めた。
「いや、いけなくはないが」
抱くなら女の方が勿論いいのだが、興味本位ではあるが男とも寝た事はある。
けれど幾らここが新宿二丁目のバーで、俺が一人で飲んでいたとは言え、目の前に立ついかにも生真面目そうな男が言うには、不釣り合いな台詞に思えた。
「幾らでも良い、って例えば千円とかでも?」
俺が冗談でそう言うと、男は間髪入れず
「ええ、構いません」
本気か。いや、自分とてまさか千円でこの男を買う気はないが、男は至って真面目に答えているようだ。
(さて、どうするか)
断るのは簡単だが、そうなるとこの男は多分、別の男に声を掛けるだろう。そうして、それこそ何千円かのはした金で身を任せてしまう事になるかもしれない。それはいかにも、
(勿体ないな)
そう思ってしまう程に、男の顔は綺麗だった。
「分かった、買ってやろう。…さっきの値段の…そうだな、三十倍でどうだ」
「ありがとうございます」
男は丁寧に頭を下げた。


========================



なんか、フッと降って来たので。特に続きません。
生真面目にウリをやる兄上を書いてみたかった。勿論、宗さんはこの後常連になります。
たぶん。


拍手、ありがとうございました~!!\(⌒∇⌒)/

スポンサーサイト
| comments(0) | trackbacks(0) | page top |


この記事のトラックバックURL:
http://sarudoriru.blog21.fc2.com/tb.php/33-a8d8fca7
<< NEW | TOP | OLD>>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。